前の住人の郵便物

今回の記事では、以下の内容について調べてみました。

  • 郵便局に転送届を出したのに旧住所に荷物が届く原因
  • 旧住所に荷物が届いた場合の対処方法
  • 新住所にきちんと届けるための対策方法

結論から言うと、郵便局側の人為的なミスにより旧住所に届くこともありますし、転送サービスを実施していない郵便局以外の運送会社の荷物は普通に旧住所に届いてしまいます。

対策方法としては、旧住所を知っているであろう企業や登録したサービスすべてを常にメモしておき、引越をしたらすべてに変更届を出すのがベストです。

・・・詳しくは記事をご覧ください!

記事は下に続きます

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郵便局に転送届を出したのに旧住所に荷物が届く原因

郵便局に転送届を出したのに旧住所に荷物が届く原因は、郵便局スタッフの人為的なミスなどいくつか考えられます。

郵便局に転送届を出したとしても旧住所に荷物が届くことがあります。実際に当サイト管理人にも経験があります。旧住所の管理会社に旧住所の現居住者からクレームが行き、管理会社から僕の方に当サイト管理人に連絡が来て気づきました。

どうでもいいダイレクトメールならともかく、もしも大切な手紙や荷物などがきちんと届けられなかったら・・・と思うととても心配です。それに、旧住所の現在の住人に誤って届いた荷物を開けられてしまったりでもしたら気持ち悪いですよね。

郵便局に転送届を出したのに旧住所に荷物が届く原因には、

  • 転送届を出して間がなく処理が完了していなかった
  • 転送届の有効期限が切れた
  • 郵便局側の人為的なミス
  • 転送不要の荷物だった
  • 郵便局以外の運送会社が届ける荷物だった

といった原因が考えられます。

転送届を出して間がなく処理が完了していなかった

郵便局の場合、転送届を出してから実際に郵便物の転送が始まるまでに日にちがかかることがあります。

このことは、実際に郵便局のホームページにも記載されています。

転居届を提出してから何日後から転送されますか?

転居届に記入した転送開始希望日から転送さていただきます。

最寄りの郵便局に転居届を提出されてから登録までに3~7営業日を要します。転居される際には、お早めに転居届を提出してください。

なお、転居届「お客さま控」に記載されている転居届受付番号により、転居届受付状況を確認することができます。

出典:郵便局公式サイトQ&Aコーナー

また、当サイト管理人が以前引越をして転送届を出した際にも、郵便局の方に『転送届を出してから1週間くらいしてからでないと反映されない』と説明されました。

そのため、期間が短く転送届を出してまだ3~7営業日が経過していないなど、あまり日にちが経っていない場合は、事務処理が完了しておらず転送が始まっていない可能性があります。

転送届の有効期限が切れた

郵便局の転送サービスの転送期間は、届出日から1年間です。(転送開始希望日からではなく届出日ですので注意して下さい。)

したがって、転送届を出した届け出の日から1年以上が経過した場合は、転送期間を満了してしまったために、転送されなくなったという可能性があります。

など、転送サービスを継続し、期間を延長したい場合は、お近くの郵便局に再度転送届を提出すれば大丈夫です。

郵便局側の人為的なミス

郵便局のスタッフの方も人間です。人間は完璧ではありませんので、どうしてもミスを犯してしまうことだってあります。

転送サービスで転送される郵便物には転送シールが貼られますが、郵便局の職員が転送シールを貼り忘れるというトラブルも多いと言います。

スタッフが入れ替わったタイミングなど、十分に業務に習熟していないスタッフが荷物を扱うとミスの確率があがることは容易に想像できます。

特に、郵便局は民営化後、人件費削減のために多くのアルバイトなど非正規職員を採用しています。長く勤める正社員に比べて、非正規職員の割合が多くなってくると、事務処理や配達のミスが起こりやすい状況になっているかもしれません。

転送不要の荷物だった

「転送不要」と書かれた荷物の場合、転送サービスを申し込んでいても転送されません。

たとえば、クレジットカードやキャッシュカードなどが封入された簡易書留などカード会社や銀行などの金融機関が差し出す郵便物によく見られます。

転送不要と書かれた荷物は、差出人が「この荷物は転送しないで」と郵便局側に求める指示ですので、受取人には特になにも連絡がありません。

郵便局以外の運送会社が届ける荷物だった

多くの方が「転送届」といえば郵便局に出すものだと考えていると思います。しかし、荷物や手紙を届ける運送業者は何も郵便局だけではありません。

郵便局以外にも、ヤマト運輸・佐川急便など様々な運送会社があります。その他にも中小規模の運送会社も含めればさらに色々とあります。

このように郵便局以外にも、荷物や手紙を届ける運送業者がたくさんある以上、完全に荷物や手紙を転送してもらうことはかなり難しいです。

郵便局と同じように、他の運送会社でも転送サービスを利用できればと思いますが、転送サービスを行っている運送会社はほとんどありません。

※ヤマト運輸の場合は、宅急便転居転送ービスを実施しているので、申込みにより1年間旧住所宛の荷物を新住所に転送してもらうことが可能です。

旧住所に荷物が届いた場合の対処方法と対策方法

旧住所に荷物が届いてしまったら郵便局に連絡して原因を究明してもらいましょう。対策方法としては、手紙や荷物を送ってくるであろう全ての会社やサービスなどに対して直接変更届をだすのがベストです。

旧住所に荷物が届いたときの対処方法

郵便局に転送届を出しているにもかかわらず、旧住所に荷物が届いてしまったときは、郵便局に連絡しましょう。

郵便局の公式サイトにも以下のように記載されています。

転居届を出したにも関わらず、郵便物等が旧住所に送られてくるが、どうすればよいですか?

申し訳ございません。

恐れ入りますが、お手元に転居届お客さま控をご用意いただき、お近くの事業所までご連絡お願いいたします。

なお、転居届の受付状況については、専用サイト「ウェルカムタウン」で、ご確認いただけます。

コールセンターにお問い合わせください

問い合わせ先

郵便局への問い合わせ先は、お客様サービスセンターで、電話番号は

  • 0120-23-28-86(固定電話からのみ、無料)
  • 0570-046-666(携帯電話から、有料)

です。問い合わせ可能な営業時間は、

  • 平日:8時00分~21時00分
  • 土日祝日:9時00分~21時00分

となっていますので、電話して事情説明し、原因を究明してもらいましょう。

全ての荷物をきちんとに新居に届けるための対策方法

荷物をきちんと新居に届けるための対策方法は、こちらの住所を登録していて荷物や手紙を送ってくる可能性のある企業やサービスすべてに対して、住所変更届をだすことです。

  • 転送届を出して間がなく処理が完了していなかった
  • 転送届の有効期限が切れた
  • 郵便局側の人為的なミス

であれば、郵便局で原因を究明してもらった上で対応は容易です。

人為的なミスであれば郵便局側に再発を防止するようお願いし、転送届の有効期限が切れていた場合は再度転送届をだせばいいだけです。

しかしながら、

  • 転送不要の荷物だった
  • 郵便局以外の運送会社が届ける荷物だった

の場合は、差出人に直接住所の変更を連絡しないことには、今後も旧住所宛に送ってくる可能性があります。

したがって、すべての荷物をきちんと新居に届けてもらうためには、荷物や手紙を送ってくる可能性のある企業・サービスに直接、住所変更届を出すのが最善なのです。

普段から引越の機会が多い方などは普段から、引越時に住所変更を届ける必要のある企業やサービスをリスト化しておくとよいです。

まとめ

  • 郵便局に転送届を出していても、人為的なミスがあった・荷物に転送不要と記載がある・郵便局以外の運送会社の荷物であるなどの原因で旧住所に荷物がとどいてしまうことがあります
  • 旧住所に荷物が届いた場合の対処方法としては郵便局のコールセンターに連絡して原因究明を依頼します。
  • 旧住所に完全に荷物が届かないように対策しようと思えば、住所を知っていて荷物を送ってくる可能性のある全ての企業・サービスに対して住所変更届をださないといけません。

郵便局に転送届を出したのに旧住所に荷物が届く原因として、

  • 転送届を出して間がなく処理が完了していなかった
  • 転送届の有効期限が切れた
  • 郵便局側の人為的なミス
  • 転送不要の荷物だった
  • 郵便局以外の運送会社が届ける荷物だった

といった原因が考えられます。

転送届を出しているにも関わらず旧住所に荷物が届いた場合の対処としては、

郵便局のお客様サービスセンター

  • 0120-23-28-86(固定電話からのみ、無料)
  • 0570-046-666(携帯電話から、有料)

に電話をして原因究明を依頼します。その上で、必要に応じて対応すれば大丈夫です。

旧住所への荷物が届いてしまうのを完全に防ぐためには、こちらの住所を登録してあって荷物を送ってくる可能性のある企業・サービスの登録住所を全て変更するのが最善です。