汗だくの引越し業者

今回の記事では、以下の内容について調べてみました。

  • 引越先新居で作業スタッフが靴下を履き替えないことで発生する弊害
  • 靴下の履き替えサービスを行っている引越業者
  • 作業スタッフに靴下を履き替えて欲しい場合の対処方法

結論から言うと、ほとんどの大手業者では基本サービスとして靴下の履き替えを行っています。

基本サービスとして実施していない業者で靴下を履き替えてほしいときは、見積もり時・契約時などに営業担当者を通じて要望を伝えるのがスムーズです。

・・・詳しくは記事をご覧ください!

記事は下に続きます

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引越先新居で作業スタッフが靴下を履き替えないことで発生する弊害

靴下を履き替えないままに作業スタッフに新居に立ち入られると、ホコリ・雨水・汗などで新居の床やカーペットを汚してしまいます。

引越先の新居で作業を開始する際には、引越業者のスタッフの方には靴下を履き替えて欲しいと思う人は多いと思います。

実際に、靴下の履き替えをしないままに作業されてしまうと以下のように様々な弊害が発生してしまいます。

  • 新居にホコリが持ち込まれる
  • 新居の床がびしょ濡れに
  • 新居の床が汗で汚れる

新居にホコリが持ち込まれる

引越の作業は、当たり前ですが

  • 引越元の旧居での荷物の運び出し
  • 引越先の新居での荷物の運び入れ

がセットになってきます。

引越の際には、旧居ではベッドの下・冷蔵庫の裏・タンスの裏など、掃除がしづらく長年ホコリや汚れがたまっていたような場所が開放されます。

そのため、引越元の旧居で作業した際には、結構なホコリや汚れが引越業者スタッフの靴下には自然と付着してしまいます。

靴下を履き替えないままに作業スタッフが新居に足を踏み入れると、この汚れやホコリをまだキレイな状態の新居に持ち込んでしまうことになります。

    新居の床がびしょ濡れに

    引越当日の天気は様々です。中には大雨など悪天候の中で引越作業をしなければならないこともあります。

    雨天の引越の場合、作業スタッフの靴ごしに靴下まで濡れてしまっていることもあると思いますが、靴下を履き替えないと新居の床やカーペットなどを濡らしてしまうことになります。

    しかも、旧居でのホコリや汚れをも含んだ濡れた足なのでタチが悪いです。

    新居の床が汗で汚れる

    作業スタッフの靴下には、汗もしみこんでいます。

    引越当日には既にエアコンが外されている状態が通常です。そのような状況で、大荷物を運ぶという力仕事をするのですから、特に夏の暑い時期の引越などでは作業スタッフは大汗をかきます。

    この汗を吸い込んだ濡れた靴下で新居に上がられると、ホコリや雨水よりもさらに嫌な気持ちがするでしょう。

    靴下の履き替えサービスを行っている引越業者

    大手引越業者の靴下履き替えサービス実施状況を調べたところ、ほとんどの業者では実施していました。ただし、業者や現場スタッフによるケースもあるので念のため、契約時に確認しておいたほうが無難です。

    こちらから引越業者のスタッフの方に靴下を履き替えてもらうように言い出すのは、なかなか難しいと感じる方もいるかもしれません。

    その点、基本的なサービスとして引越スタッフの靴下の履き替えを行っている引越業者があればうれしいですよね。

    そこで、大手引越業者として

    • アート引越センター
    • サカイ引越センター
    • アーク引越センター
    • アリさんマークの引越社
    • ハート引越センター

    の靴下履き替えサービスの実施状況を調べてみました。

    大手引越業者の靴下履き替えサービス実施状況

    靴下履き替えサービスの有無 確認方法
    アート引越センター
    公式サイトで実施を明言
    サカイ引越センター
    電話で実施を確認
    アーク引越しセンター
    電話で実施を確認
    アリさんマークの引越社 ○ ※契約時に念押ししたほうがよいかも
    電話で実施を確認
    ハート引越センター ×
    電話で実施していないことを確認

    アート引越センター(靴下履き替えを実施)

    ※靴下履き替えサービスを実施

    アート引越センターでは、気配りのサービスとして「クリーンソックスサービス」を実施していることが公式サイトで明示されています。

    引越作業を行うスタッフは、新居に外の汚れを持ち込まないようにとの気配りから、新居での搬入作業にかかる前に、新しい靴してに履き替えて作業を行ってくれます。

    このように、基本的なサービスとして靴下の履き替えをはっきりと示してくれているのは安心ですね。

    サカイ引越センター(靴下履き替えを実施)

    ※靴下履き替えサービスを実施

    サカイ引越センターは、靴下の履き替えサービスを早くから始めていた業者です。

    今回、公式サイトを確認したところ、靴下履き替えサービスの実施が明確には記載されていなかったので、公式サイトに記載されている問い合わせ先電話番号(0120-00-1141)に電話をして確認してみました。

    その結果、現在でもサカイ引越センターでは靴下の履き替えサービスを行っているとのことでした。特に利用者側からお願いしなくても、基本的なサービスとして新居の搬入作業を開始する前に靴下の履き替えをしているとのことです。

    なお、電話で対応して下さった方によると、

    「大手と呼ばれる引越業者では大抵実施していると思います。」

    とのことでした。

    アーク引越センター(靴下履き替えを実施)

    ※靴下履き替えサービスを実施

    アーク引越センターでも、公式サイトでは靴下履き替えサービスの実施が明言されていませんでした。

    今回、公式サイトに記載されている問い合わせ先電話番号(0120-07-0003)に電話をして確認してみました。

    その結果、アーク引越センターでも通常の基本的なサービスとして靴下の履き替えサービスを実施しているとのことでした。

    やはり、特に利用者側から希望しなくても、新居の搬入作業を開始する前には当たり前に靴下の履き替えをしているとのことです。

    アリさんマークの引越社(靴下履き替えを実施)

    ※靴下履き替えサービスを実施(ただし、契約時に念押しした方が無難)

    アリさんマークの引越社でも、公式サイトには靴下履き替えサービスの実施が明示されていませんでした。

    この度、公式サイトに記載されている問い合わせ先電話番号(0120-77-2626)に電話して確認してみました。

    それによると、作業スタッフには靴下を履き替えるように指導しているとのことで、基本的には実施しているようです。

    ただし、靴下の履き替えをしてくれなかったというネット上の口コミも見かけます。たまたまかもしれませんが、現場では靴下の履き替えが徹底されていないケースもあるのかもしれません。

    実際に、電話で対応してくださった方も「契約時に靴下履き替えの希望を伝えてもらったほうが確実」と言われていました。

    ハート引越センター(実施していない)

    ※靴下履き替えサービスを実施していない

    公式サイトには靴下履き替えサービスの実施は記載されていませんでした。

    そこで、公式サイトに記載されている問い合わせ先電話番号(0120-66-8100)に電話して聞いてみたところ

    「弊社では実施しておりません」

    との回答を得ました。

    ということで、ハート引越センターでは残念ながら靴下履き替えサービスは実施していませんでした。

    靴下履き替えは大手業者では割と当たり前に実施している

    以上のように、

    • アート引越センター
    • サカイ引越センタ
    • アーク引越センター
    • アリさんマークの引越社

    で、靴下の履き替えサービスを実施していることが確認できました。(ハート引越センターは未実施)

    大手と呼ばれるような引越業者では、割と当たり前のように実施しているようです。

    以前は、各引越業者がこぞって靴下の履き替えをアピールしていたように思いますが、今回確認してみたところ、公式サイトで明示されているのはアート引越センターくらいでした。

    しかし、公式サイトでは明示していない他の大手引越業者も靴下履き替えサービスを取りやめたわけではなく、いまや当たり前の標準的なサービスになっているのでわざわざ記載していないということだと思われます。

    作業スタッフに靴下を履き替えて欲しいときの対処方法

    一番良いのは見積もり時・契約時に相談しておくことです。


    大手と呼ばれる引越業者のほとんどでは、元々の基本的なサービスとして靴下の履き替えを行っています。

    中小の引越業者の中にも、大手に追随して靴下の履き替えを実施しているところもあるようです。

    しかし、中にはハート引越センターなどのように実施していないところも中にはあったり、業者により現場スタッフレベルでの徹底の仕方にも差があるかもしれません。

    その場合、こちらから作業スタッフが新居に上がる際には靴下を履き替えてもらえるように希望を伝えていかないといけません。

    最も良いのは見積もり時・契約時に相談しておくこと

    どのようにこちらの希望を伝えるのがスムーズかと言えば、最も良いのは見積もり時・契約時です。

    業者側も契約を取ろうと必死ですから、このときに靴下を履き替えてもらうように条件を付けておけば、こちらの要望を通しやすいはずです。

    現場スタッフに直接言いにくい場合は営業担当を通じて依頼する

    見積もり時・契約時に新居での靴下の履き替えを依頼できていなかった場合、引越当日に現場の作業スタッフには直接言いにくいかもしれません。

    「スタッフの機嫌を損ねたら嫌だな・・・」

    と心配になってしまうかもしれません。

    そのような時には、直接現場作業員に言わずに、営業担当者に電話して間接的に現場作業員に伝えてもらうようにするとよいでしょう。

    対応してもらえるかどうかは業者次第・担当者次第ですが、新居を汚い靴下で汚されて嫌な気持ちを抱えたまま引越をするよりも、ダメ元で要求してみたほうが建設的です。

    ただし、物理的に履き替えるための新しい靴下を用意できていなければ対応できませんから、気付いた時点でできるだけ早急に依頼するようにしましょう。

    まとめ

    • 一部を除きほとんどの大手引越業者では基本サービスとして新居での靴下履き替えを行っている。
    • 行っていない業者はもちろん、行っている業者でも見積もり時・契約時などに確認しておいたほうが無難。
    • 作業スタッフに直接言わずに営業担当を通じて要求するほうがスムーズ。

    大手引越業者の中で、

    • アート引越センター
    • サカイ引越センタ
    • アーク引越センター
    • アリさんマークの引越社

    は、基本的なサービスとして新居での作業スタッフの靴下履き替えをおこなっています。ただし、現場レベルでは徹底できていないケースもあるので、契約時などに事前に念押ししておいたほうが確実でしょう。

    (※ハート引越センターは未実施)

    その他の引越業者のスタッフに、靴下の履き替えをお願いしたい場合には、見積もり時・契約時に要望を伝えるとよいでしょう。

    契約時に伝えておらず、後になってから靴下の履き替えをお願いしたいと思ったら、現場の作業スタッフには直接言わずに、できるだけ早い段階で営業担当者に連絡して間接的に要望をつたえましょう。